女子大生は、ミスコンに対してどんな感想を持っているのでしょうか?

女子大生はミスコンに賛成?反対?ミスコン優勝者が賛否両論なのはなぜ?

 

ミスコンについて考える女性

 

ミスコン実行委員による不祥事やポリコレ(多様性尊重)を目的に、ミスコン自体を廃止もしくは顔出しNGを認めるなど大きく路線変更する大学が増えていますが、女子大生はミスコンをどう捉えているのでしょうか?

 

女子大生は自身がミスコンへ出場するかは別にして賛成派の人が多いです。
そして、ミスコンへ関心を寄せていない人からは「興味がなければ見なければいいだけ」などの意見が目立ちます。

 

反対派の意見を持つのはポリコレに積極的な価値観を持っている人や、ミスコンで輝く人達に対して強い嫉妬心を持つ人が多いです。
なお、賛成派のなかにも権力を悪用した実行委委員の不祥事が頻発していることや、票取りを目的にセクシーさをアピールする候補者がいる問題には否定的な意見を持っている人が多数います。

 

 

賛否両論になる結果が増加

 

SNSの普及によって、ミスコンの結果(グランプリ)に対して批判的な意見をネット上に書き込む事例が増えています。
その結果、ミスコン優勝者に対してネット上で賛否両論になってしまうケースが多く見られます。

 

そもそもミスコンは美人コンテストやモデルのオーディションとは違い、外見だけではなくスピーチや自己アピールなど幅広い項目が審査対象です。
ポリコレの影響でルックス以外の審査項目が重視される傾向が高まっていて、大衆が思うグランプリと審査項目に合致したことで結果を出すミスコン優勝者が異なってしまうことが多々あります。

 

その結果、ミスコン優勝者に対して「違う候補者の方が良かった」「あのスピーチには感動した。アンチは外見だけで判断している」などと賛否両論になるケースが増えています。

 

 

大学のミスコン事情

 

ミスコンの選考方法は大きく分けて審査員によるものと一般投票によるものがあります。
多くのミスコンが審査項目に応じた審査員による採点と投票を組み合わせた選考をしていて、大学のミスコンは全般的に一般投票の重要度が大きいです。

 

そのため、審査員による採点のウエイトが大きい日本5大ミスコンや世界4大ミスコンに比べると、ネットを中心にした世間の評価と実際の優勝者が異なる結果になりにくいです。
ただし、大学のミスコンはサークルを通じた根回しが重要で、「八方美人で自分を売り込むことが得意なだけ」「票取りが得意なだけで、実際には他の候補者の方が素敵だった」など、ミスコン優勝者が叩かれることも稀にあります。

 

 

ミスコン出場者の本音

 

大学のミスコンは一般的に立候補制ではなく推薦制を採用しています。
ただし、美人でもやる気がなければ優勝するのが困難なため、ミスコン出場に前向きではない女子大生がエントリーすることは滅多にありません。
実行委員が起こした不祥事など出場者からは一部で不満の声もありますが、ミスコンへ出て良かったと満足する人が多数派です。

 

ミスコンへ出場した女子大生は結果に関わらず人脈を広げることができ、勝ち上がった場合は就職が有利になるなどプラスになることがたくさんあります。
昨今はスピーチや慈善事業への取り組みなど外見やモテ要素以外のことを審査項目に入れる大学が増えているため、美貌を活かした仕事だけではなく大企業の事務職など幅広い企業の選考でアピール材料になります。

 

SNSやサークルを通じたアピール、本番に向けた練習など大変なことが多いですが、ミスコンへ出場すること自体は多くのメリットがあるため、女子大生はミスコンに対して肯定派が多いです。